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食と向き合う
新聞報道では、国会では"郵政"ばかりが議論されているように見えますが、そんなことはありません。
日頃から、マスコミ報道の偏りぶりには、閉口させられます。
政策の話をしても"数"にしか興味がないのか、なかなか困ったものです。
さて今日は、マスコミにはなかなか取り上げられない話題ですが、「食育」のお話をしましょう。
いろいろと忙しい現代、我が身を振り返ると、日々の「食」のことを疎かにしていませんか。
食育とは、自らの健康な食生活を考えることを通じて、栄養の偏りや食料の安全性はもちろんのこと、
さらには、家庭のあり方、自然環境の保護/育成、地域による多様性や文化を再認識することです。
この食育を、知育・体育・徳育の基礎になるものとして位置付け、しっかりと政策として取り組んでいこうという目的で、
食育基本法が議員立法として国会に提出され、このたび、成立、施行されました。
生活を取り巻く環境が、効率性を追及する現代にあって、食べ物の本来の姿はどんどん変容してきています。
コンビニやスーパー、デパ地下の惣菜コーナーの商品をみるとそう実感します。
そもそも、食べ物とは「手から手へ渡されるもの」であるはずです。
生産者から消費者へ、そして、親から子へ、その「手渡し」の優しさが食育の基本だと思います。
美味しくて、体によいものをつくり、それを楽しく食べることで、健康な体を作る。
昔からあたりまえにやってきたことのはずですが、法律を作らなければいけないところまできたことに正直危機感を感じます。
いつも申し上げていることですが、私たちが追い求めるべき「豊かさ」はそうしたところにあるのだと思います。
皆さんも、これを機に、少し考えてみませんか。
(平成17年7月26日)
参考) 内閣府食育推進ホームページ
http://www8.cao.go.jp/syokuiku/kihon.html
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