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国民の安全と安心を守るために
昨日、米国とカナダからの牛肉の輸入禁止が解除されました。
これまで、食品安全委員会において、科学的な知見に基づく検討が重ねられてきましたが、
「生後20ヶ月以下で脳や脊髄などの特定部位を除去してあれば、
BSEのリスクは、全頭検査を実施した場合と同様に小さい」
との委員会の答申を踏まえて、政府が判断したものです。
政府は、すぐにも専門家を米国とカナダに派遣し、検査体制などを査察することになっています。
改めて申し上げるまでもなく、
我が国では、安全・安心を担保するために全頭検査を実施し、
消費者の理解と支持を得ることができました。
こうした経緯を踏まえて、私は、米国に対して、
「我が国では、全頭検査を実施しており、国民の信頼を得ている」
「消費者である日本国民が安全で安心して米国産牛肉を食べることができる
体制をつくるのは供給者として当然」
と繰り返し申し上げてきました。
じっさい、私の発言を踏まえ、米国においても、一部の食肉加工業者(パッカー)から
全頭検査体制を行う準備があると申し出があり、大変心強く感じたものです。
しかしながら、大手のパッカーはこうした対応に対して、きわめて消極的で、
米国政府は、この勇気ある一部のパッカーの声を取り上げることはありませんでした。
国民の安全と安心を守るためには、現地の検査体制が万全であることが不可欠です。
このことをしっかりと踏まえ、責任ある査察を実行してほしいと思います。
(平成17年12月13日)
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