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2006年の初春を心よりお慶び申し上げます。
昨年の夏の総選挙では、皆さんの温かいご支援により、9期目の当選をさせていただきました。
全体でも連立与党が圧倒的多数の議席を獲得しましたが、その結果に決して驕ることなく、国民の皆さんの期待の大きさに気を引き締め、しっかりと政治に取り組んでまいりたいと存じます。
この総選挙では、国民の皆さんからの「改革を断固として進めるべき」との声が明らかになりました。
これは、「これまでの旧い体制を壊し、新しい枠組みが必要」であるとの共通認識が国民の間に醸成しているのだと思います。たしかに先人達の努力により、世界を見ても特筆される復興と成長を遂げた我が国ですが、戦後60年を経て、この復興を支えた体制やシステムが、時代に合わなくなってしまっている現状は誰が見ても明らかなことです。
総選挙では、「官から民へ」、すなわち、これまで政府や公共部門が担っていた機能のうち、民間部門でできることはどんどん任せていくことが今最も必要な政策の基本姿勢であることを訴え、たくさんのご支持をいただくことができました。この結果として、郵政事業民営化法案が可決され、公務員や年金など、今さらなる改革が進んでいるところです。また、景気も依然として予断は許さないものの、回復の基調がしっかりとしてきており、徐々にではありますが、明るい兆しが見えてきています。
一方で、昨年は、我が国での台風や地震、米国でのハリケーンなどの自然災害による被害が甚大な影響をもたらした年でもありました。また、世界の各地域での紛争も継続しており、テロに対する不安など、国民ひとりひとりがいぜんとして不安を抱えた生活を日々送っていることを忘れることはできません。
私は、2006年が「新しいニッポンを創る年」になると考えています。
これまでの「壊す」から「創る」プロセスに転換する大事な年です。
たしかに「壊す」ことは勇気がいることですが、いざ行動をおこせば、実現は比較的かんたんなことです。
しかし、「創る」ことは違います。
申し上げるまでもなく、財政は極めて厳しいところにありますが、帳尻合わせばかりでは子どもや孫たちの時代に対する責任を果たすことはけっしてできません。
今こそ必要なのは、進展する少子・高齢化社会に相応しい政府や公共部門の機能とは何かをしっかりと考え、新しい国の形を明確に国民に示すことなのです。そして、その政府は、小さいとしても、いざというときに国民の命をしっかりと守ることができる政府、つまり、「小さくても頼もしい政府」でなければいけません。
新しい時代を予見し、その時代にどのような政府が必要なのか。先ずは、新しい日本のビジョンとそのビジョンに沿った政府のあり方を国民と共有していくことが重要です。
私は、こうしたビジョンを明らかにしていくとともに、皆さんの声に真摯に耳を傾け、皆さんといっしょに新しい時代を創っていくことをお約束いたします。どうぞ、今年も宜しくお願いいたします。
最後になりましたが、本年が皆さんにとって、幸多い年であることを心から祈念し、新年のごあいさつといたします。
衆議院議員 かめい善之
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